リヴァプール、マン・U撃破で連敗ストップ

エースの復活弾で試合を決める

25日に行われたプレミアリーグ第10節、リヴァプールマンチェスター・ユナイテッドの一戦は、2−0でリヴァプールが勝利を収めた。

前節終了時までにプレミアリーグの首位に立っていたユナイテッドは、FWルーニーが復帰。一方のリヴァプールはMFジェラードがスタンド観戦となったものの、FWフェルナンド・トーレスが戻ってきている。

試合は序盤、ホームのリヴァプールが主導権を握る展開に。16分に得たフリーキックのチャンスでは、ファビオ・アウレリオがゴールの隅にシュートを放つが、これはGKファン・デル・サールのファインセーブに阻まれた。

その後はしばらくこう着状態となるが、復帰したエースが試合を動かした。0−0のまま迎えた65分、ベナユンからのスルーパスに反応したF・トーレスがエリア右に侵入。ファーディナンドに体をぶつけられながらもシュートに持ち込み、ファン・デル・サールが守るゴールを破った。

ビハインドを背負ったユナイテッドは、かつてリヴァプールで活躍したFWオーウェンと投入するなどして同点弾を狙ったが、この日のリヴァプールは最後まで守備の集中が切れず。終盤にはヴィディッチが2枚目のイエローで退場となりユナイテッドが数的不利に立たされると、5分のロスタイムでもゴールを奪うことはできない。すると、最後は前がかりになるユナイテッドの隙をついてヌゴクがダメ押しゴールを挙げ、リヴァプールが2−0で勝利を収めた。

勝利したリヴァプールは、公式戦での連敗が4でストップ。敗れたユナイテッドは、前日の試合で白星を飾ったチェルシーに抜かれ、2位に転落している。