日本、南アとスコアレスドロー

決定機をつくり切れず

日本代表は14日、来年にワールドカップが開催される南アフリカで同国代表と対戦、0−0で引き分けた。

前半からボールを保持することはできたが、決定機をつくるには至らない。10分にペナルティーエリア手前から長谷部誠が、15分には長いダイレクトパスで抜け出した岡崎慎司がシュート。このように思い切ったプレーでシュートへつなげたが、そのほかは打ち切るまで至らなかった。

後半に入っても流れは変わらず。59分に中村俊輔が入り、ボールを受けに広く顔を出し、また低い位置からも相手ゴール前を意識したパスでチャンスをうかがう。だが、逆にゴールに近い位置でボールを持っても、相手をかわしてクロスを上げることができない。79分に岡崎が、徳永悠平のクロスを受け、素早く反転してシュート。相手に当たってゴールはならなかったが、惜しい一撃をようやく放つ。その後も積極的に攻撃を仕掛けた日本だが、結局ゴールは割れずじまい。0−0で試合を終えた。

日本代表は今後、18日にアウェーで香港代表とアジアカップ最終予選を戦う。