マドリーが2部Bチームに大敗

主力メンバー起用も大金星を与える

27日、コパ・デル・レイ4回戦ファーストレグがスペイン各地で行われた。

レアル・マドリーは2部Bチームのアルコルコンと対戦し、0−4の大敗を喫している。カカー、GKカシージャスを外した以外は、ほぼ主力メンバーで試合に臨んだマドリーだったが、序盤からアルコルコンの闘志溢れるプレーに圧倒される。そして16分、マドリーのカンテラ出身選手のボルハに先制ゴールを許した。

その後も攻撃の形がつくれないマドリーをアルコルコンが攻め立てる。22分にアルベロアオウンゴールを誘発すると、40分にエルネスト、52分に再びボルハとゴールを奪っていった。セカンドレグのためにアウェーゴールを獲得したいマドリーは復帰明けのV・ニステルローイを投入するが、GKフアンマのファインセーブにも阻まれ、無得点でアルコルコンに大金星を与えた。マドリーにとって、トリプレテ(3冠)達成はあまりにも難しい目標となってしまった。

セビージャはアウェーでのアトレティコ・シウダー戦を4−2で制した。ロルダンに先制点を許したセビージャだったが、L・ファビアーノが19、20分と立て続けにゴールを奪ってすぐさま逆転に成功する。21分にロルダンに再び決められるものの、J・ナバス、カペルが加点してアトレティコ・シウダーを突き放した。

アトレティコ・マドリーはマルベジャを相手に2−0の勝利。18分に相手のオウンゴールで先制すると、83分にマキシが追加点を決めて4回戦突破に近づいた。スポルティング・ヒホンは古豪レクレアティボとの試合を1−1のドローで終えている。

なお、28日のコパ・デル・レイではバルセロナバレンシアらが登場。また、中村俊輔が所属するエスパニョールはアウェーでヘタフェと対戦する。