インテル、勝利で首位をキープ

森本はフル出場もノーゴール

24日に行われたセリエA第9節、インテルカターニアの一戦は、2−1でホームのインテルが勝利を収めた。

序盤から前線が積極的にプレスをかけたインテルは12分、ムンタリのクロスにエトーが足を伸ばすと、これがGKカンパニョーロを惑わせ、ボールはそのままゴールイン。先制後も主導権を握るインテルは、31分にスナイデルが見事なフリーキックを沈めてリードを広げた。

後半に入って積極的に反撃するカターニアだが、なかなかゴールを奪うには至らない。83分、シュートのこぼれ球へと反応したプラズマーティが、GKジュリオ・セーザルに倒されてPKを獲得。これをマスカーラが沈めて1点を返したが、追いつくことはできなかった。なお、森本は先発フル出場を果たしが、ゴールには絡んでいない。

また、この試合の前に行われたサンプドリアボローニャの一戦は、4−1でホームのサンプが圧勝を収めた。サンプドリアは開始早々にカッサーノのアシストからパッツィーニが先制すると、その後もマンニーニ、ツィーグラーと加点。34分にはカッサーノが見事なドリブル突破からクロスを上げると、これをマンニーニがヘッドで合わせてダメ押し。前半で4−0とすると、退場者を出したボローニャの反撃を後半の1点に抑えている。

この結果、インテルは勝ち点22で単独首位をキープ。同20でサンプドリアも2位を維持している。