アルゼンチン、本大会出場決定

ウルグアイに1−0で勝利

14日、ワールドカップ南米予選最終節が行われ、注目のウルグアイ対アルゼンチンは、1−0でアルゼンチンの勝利に終わった。この結果、アルゼンチンは南米予選4位をキープし、本大会出場権を獲得した。

1ポイント差で互いに予選突破を懸けて直接対決に臨んだ両チーム。スコアレスのまま後半へ突入した試合が動いたのは、終盤の84分。ウルグアイDFカセレスがアルゼンチンMFグティエレスへのファウルで2枚目の警告を受けて退場となり、アルゼンチンが数的優位に立つ。

するとそのファウルで得たFKで、アルゼンチンは決勝点を奪うことに成功。右サイドから中央へ流したボールをベロンがシュートすると、DFに当たったこぼれ球を途中出場のボラッティが足元へと引き寄せ、そのままシュートを流し込んだ。

これでアルゼンチンは勝ち点を28とし、苦しみ抜いた予選を突破して南アフリカへの切符を手に入れた。一方、敗れたウルグアイは勝ち点24のままとなったが、6位エクアドルがチリに敵地で0−1と敗れたため、北中米カリブ海連盟4位とのプレーオフに回ることが決まった。

なお、この日行われた南米予選その他の試合では、ブラジルがホームでベネズエラスコアレスドローに終わっている。ペルー対ボリビアの一戦は、1−0でホームのペルーが勝利した。