マドリー開幕2連勝! エスパニョール中村は前半で交代
マドリーはカカーがチームを掌握! 中村はシュートチャンスをつくる働きを見せる
12日に行われたリーガエスパニョーラ第2節エスパニョール対レアル・マドリーは、3−0でレアル・マドリーが勝利した。
ワールドカップ予選がミッドウィークに行われたため、クリスティアーノ・ロナウド、ラッサナ・ディアッラを温存したレアル・マドリーは、序盤こそエスパニョールに決定機を作られるものの、カカーを中心とした展開で徐々に主導権を握っていく。
そして40分、カカーとの素早いワンツーで抜け出したグラネロがグラウンダーのボールを押し込んで、マドリーが先制に成功した。
後半もマドリーがボールを保持しながらチャンスをうかがう。この日のカカーは出色の出来。バイタルエリアでボールをキープしながら、余裕のパス捌きを見せて決定機をつくりだしていった。
対するエスパニョールは、後半から出場したデ・ラ・ペーニャのスルーパスを起点としたカウンターを狙うが、最後の詰めが甘く同点弾を決めることができない。
次のゴールがレアル・マドリーに生まれたのは必然と言えるだろう。77分、ペナルティーエリア左で鋭いドリブルからパスコースを見つけ出したカカーが、中央にグラウンダーのボールを送るとグティが押し込んでリードを2点に広げた。
その後もレアル・マドリーがペースを握り続け、ベンゼマに代わってピッチに投入されたC・ロナウドが、GKカメニとの1対1を制してダメ押し弾を決めた。
レアル・マドリーは開幕2連勝。カカーを中心としたチーム作りが功を奏しており、新銀河系軍団に恥じぬパフォーマンスを見せ続けている。
また、先発出場の中村は献身的なプレーを披露して味方のシュートチャンスもつくったが、足首の負傷もあるために前半終了後にデ・ラ・ペーニャと交代してピッチを退いた。