稲本、遠藤とのコンビで先発か?

「手応えは感じている」


オランダ遠征中の日本代表は8日、ユトレヒトでのガーナ戦を翌日に控え、会場となるスタディオン・ハルヘンヴァールトで約1時間の最終調整を行った。練習はすべて公開され、選手はハーフコートの紅白戦などで汗を流した。

岡田武史監督も明言している通り、0―3と敗れた5日のオランダ戦からスタメンの変更がありそうだ。

そのオランダ戦では、30分を過ぎた辺りからピッチ脇で懸命にアップしている姿が印象的だった稲本潤一。2月11日のオーストラリア戦(W杯予選)では屈辱のベンチ外となったが、9日のガーナ戦では遠藤保仁(G大阪)とボランチでコンビを組む可能性は十分だ。出場すれば1月28日のバーレーン戦(アジアカップ予選)以来。以下は前日練習終了後の稲本潤一(レンヌ/フランス)のコメント。


「監督が目指すサッカーに順応できているという手応えは感じている。スタメンで出られればいいけど、途中からでもやることは変わらない」

―練習では遠藤とコンビを組んでいたが?
「ユース時代からずっとやっている仲だし、知らない選手ではない。それほど問題はないと思っている」

―なかなか出場機会がないが、生き残るためには何をやっていく?
「ボールを取ったあとの素早い攻め、激しさは評価してもらっていると思う。ここにいるメンバー全員にチャンスがあると思っているし、自分の特徴を出せれば残っていけると思う。普段やっていることを出すことが一番大事」