岩政、ガーナ戦で初キャップなるか?

「鹿島でやっていることとそれほど変わらない」


日本代表は9日、オランダ遠征最終戦でガーナ戦に臨む。

DF岩政大樹(鹿島)は1日の練習中に右足首を裂傷し、一時は別メニューとなっていたが、ガーナ戦の出場には問題ないようだ。

鹿島では絶対的な守備の要として君臨するも、今遠征のメンバーのなかでは唯一代表キャップがない。岡田ジャパンでは昨年2月の東アジア選手権で招集されたものの、故障で離脱すると、その後は声がかからなかった。しかし、中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(浦和)に続く第3のセンターバックが定まらないなか、ガーナ戦は岩政にとっては願ってもないアピールのチャンスとなる。中澤もしくは闘莉王とのコンビで、その実力を示せるか? 以下は前日練習終了後の岩政のコメント。

「要求されていることは鹿島でやっていることとそれほど変わらない。それを出せれば貢献できると思う。(鹿島でも)4バックだし、そんなに違いがあるわけでもない」

―明日出番がありそうだが、緊張などは?
「思ったよりもいい精神状態。出る、出ないに関わらず、いい準備は程度できた。練習のなかでも、自然にプレーができている。それを試合で出せればいい」