ランパードはアンチェロッティの新たなカカー

「重要な選手という点で同じ」

昨季終了後にチェルシーの指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督は、イングランド代表MFフランク・ランパードに驚かされているようだ。

これまでミランで指導してきた同監督は、現レアル・マドリーMFカカーに絶大なる信頼を置いていたが、ランパードにも同じものを感じているようだ。

イギリス『サン』が、アンチェロッティ監督のコメントを伝えている。

「カカーはランパードと異なる質の能力を持った選手だ。ただ、ランパードはチームのためによく動く。ランパードは中盤のあらゆる場所でプレーできるね。ゴールを決めるし、ボールのないところでもたくさん動いているよ」

「彼らは異なる選手だが、チームにとって重要な選手という点では同じだ。私たちは彼を攻撃的なポジションで起用したい。だから、ディフェンスの前に置くということは難しいだろう」

また、ダイヤモンド型の中盤で戦うつもりであることも明確にした。

「シーズンを通してやっていきたいシステムだ。これは、すべての選手にとっていいシステムであり、試合をコントロールできる可能性を持っている。中盤とディフェンスから攻撃的MFへ、とても機能するだろう」