インテル、エトーとほぼ合意

22日にも契約書にサイン?

FWズラタン・イブラヒモビッチとのトレードによるインテル移籍が注目されるバルセロナFWサミュエル・エトー。同選手の代理人メサジェス氏が21日、前日に引き続きインテルとの交渉に臨んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じたところによると、大筋で合意に至った模様だ。

メサジェス氏は会談終了後、次のようなコメントを残している。

「交渉はうまく進んでいる。だが、話し合うべきすべての点の解決策を探しているところだ。今日はもう会談する予定はない。スペインへ戻る。4時間の交渉はかなりのものだったよ。おそらく明日、またイタリアに来るだろう」

一方、インテルモラッティ会長も「交渉は進んでいる。今晩はもう会わないが、明日は会うよ。私は出席しないがね」と述べ、22日にあらためてメサジェス代理人と会談することを認めている。またインテルの補強担当オリアーリ氏も、エトーとの交渉について「楽観的だよ」とのコメントを残した。

『スカイ』の報道によれば、焦点となっていたエトーの年俸は、1000万ユーロにボーナスを加える形で合意に至ったようだ。あとは細部を詰めるのみという。一方、エトー側はバルセロナに対し、契約前に退団することへの補償金を求めると見られている。