ミラン、ローマに逆転勝利

ロナウジーニョが1G1A

18日に行われたセリエA第8節、ミラン対ローマの一戦は、2−1でホームのミランが勝利を収めた。

不振からの脱出を目指し、パトとロナウジーニョの2トップで試合に臨んだミラン。だが開始わずか3分、ケガから復帰したチアゴ・シウバパスミスからメネスに決められ、あっという間に先制点を許してしまう。

セードルフのシュートがポストに阻まれるシーンもあったが、ミランは発熱のストラーリに代わって先発したGKジーダがセーブを何度か強いられるなど、またも観客が落胆するなかでハーフタイムを迎えた。

だが後半に入り、ミランは56分、ネスタブルディッソに倒されてPKを獲得。これをロナウジーニョが決めて同点に追いつく。するとその11分後、ロナウジーニョのロングボールに反応したパトが、GKドニをかわして決勝点を奪った。

その後、アンブロジーニブルディッソへひじ打ちを見舞ったとして退場となるが、ミランは1点のリードを守り切り、リーグ戦では第4節リヴォルノ戦以来の白星を手に入れた。一方、ローマはラニエリ監督が就任してから初の黒星となっている。