チェルシー、リヴァプールを撃破
ユナイテッドをかわして再び首位
4日に行われたプレミアリーグ第8節、チェルシー対リヴァプールの一戦は、2−0でチェルシーが勝利した。
アグレッシブな立ち上がりを見せたこの一戦は、どちらも堅いプレーが目立ち、それほど多くの決定機は訪れなかった。相手ゴール前に迫っても、完全にフリーとなる場面はなく、前半は0−0で折り返す。
後半になって試合を動かしたのは、ホームのチェルシー。60分、相手の中盤でボールを奪ってからの速い攻撃で、左サイドのドログバに展開。そこから上がったクロスボールにアネルカがうまく合わせ、先制点を奪っている。
その後、リヴァプールは同点ゴールを目指してベナユンらを投入したものの、チェルシーからゴールを奪うことはできなかった。すると後半ロスタイム、右サイドでボールを受けたドログバがドリブルで2人をかわしてクロスを上げると、途中出場のマルダが詰めて、チェルシーが決定的な2点目を奪っている。
勝ち点3を加えたチェルシーは、前日の試合で暫定首位となっていたマンチェスター・ユナイテッドをかわして首位に浮上。敗れたリヴァプールは、翌日の試合でマンチェスター・シティがドロー以上で試合を終えると、5位転落となる。