レオナルド、失態に言い訳せず ミラン

「不運と言ってはいけない

ミランは30日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節で、チューリヒ相手にホームで0−1とまさかの黒星を喫している。試合後、レオナルド監督はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、言い訳をすることはできないと敗北を認めた。

−(終盤の)ザンブロッタのシュートがポストに当たって、何を考えましたか?
「キツい結果だね。勝っていれば、我々はかなり良い位置につけることができたんだから。守るためにここへ来たチームを相手に、序盤で失点しまったことが悔しい。序盤をうまくコントロールできず、苦しんだんだ。色々な話があるし、不運もあるかもしれないが、我々は自分たちのミスと理想的でないアプローチのツケを払ったんだよ」

−何が起きているのですか?また、どうやってこの状況を抜け出しましょう?
「うまくいかない時はそうであるように、今はすべてが悪い方にいっている。連鎖反応だよ。チームとしてもっと落ち着こうとしなければいけないだけだ。意欲と気迫は出したが、それで不十分ということは、まだやるべきことがあるということだよ」

−(監督就任を)強いられたということは?
「そんなことはまったくない。過去に戻っても、私はまたこの任務を引き受けるよ。私は自分のことではなく、チームのことを考えている。仕事をして、この状況から立ち直ることをね」

−もう一度、試合についてお願いします。
「前半は失点してからあまりに急いていた。後半はゴールを目指し、最大限の知性を発揮したけど、得点することができなかった」

−次節はレアル・マドリーとの試合です。恐れは?
「今は次のリーグ戦と、その後の代表ウィークによる中断について考えている。その間に組織を立て直し、これまで以上にやれるように考えるよ。マドリーとの試合は難しいだろうが、我々はうまく自分たちの武器を使わなければいけない」