ファン・ペルシ、アデバヨールに激怒

「僕にケガをさせようとしていた」

アーセナルFWロビン・ファン・ペルシが、12日のプレミアリーグで対戦したマンチェスター・シティFWエマヌエル・アデバヨールを非難した。

ファン・ペルシは、この試合でアデバヨールに顔を蹴られていた。プレー中の出来事であるため、故意であるかの判断は難しいところだが、被害者であるファン・ペルシは意図的な行為だったと確信している。

クラブの公式HPで、ファン・ペルシのコメントが次のように掲載された。

「元チームメイトであるエマヌエル・アデバヨールの悪意ある今日のプレーを悲しく思うし、残念で仕方ない」

「僕たちはプロの選手で、フィジカルのゲームだということは分かっている。僕だって、ハードなタックルはするし、時には間違ったチャレンジもあるよ。でも、相手を傷つけるつもりでやったことはない」

「今日の彼は、僕にケガさせようとしたんだ。彼が接触しようとしていることは分かった。彼は体の向きを変えて、わざわざ当たろうとしたからね」

「ぶつかったのは、目から数センチのところだ。彼から謝罪は受けていない。一切言葉を交わしたりしていないよ。彼は今日、彼の目的があった。それはサッカーをする上で良いことではない。みんなが好きなサッカーにとって良くないことだ」

アデバヨール本人は、試合後に故意の接触ではなかったとコメントしている。ただ、ゴールを決めた後にアーセナルファンを挑発するなど、古巣との戦いで普段と異なるモチベーションがあったことは確かだろう。