インテル、効率重視で5連勝

ローマ、ヴィオラも連敗脱出

セリエA第11節が1日、イタリア各地で行われた。

敵地でリヴォルノと対戦した首位インテルは、2−0で勝利を収めている。不在者続出のインテルは前半、主導権を譲ってしまうが、後半に入って49分にD・ミリートのゴールで先制。その後はゆっくりとゲームをコントロールすると、一瞬の隙を突いてマイコンが追加点を奪った。

今季好調のサンプドリアは、同じく好調の昇格組バーリと、ホームでスコアレスドローに終わっている。サンプは勝ち点を1つ積み上げ、前日の試合で敗れたユーヴェと並んでいる。だが、首位インテルとの勝ち点差は7ポイントに開いた。

3連敗中だったローマは、ホームでボローニャに2−1と逆転勝利を収めた。32分、アダイウトンに先制を許したローマだが、直後にヴチニッチが試合を振り出しに戻すと、後半に入って52分にペロッタのゴールで勝ち越した。

フィオレンティーナはホームでカターニアに3−1と快勝。前半早々にマルキオンニが先制点を奪うと、後半開始直後に同点弾を許すも、69分にマルキオンニがこの日2点目となるゴールで再び勝ち越し。最後はジラルディーノがダメ押しゴールで勝負を決めている。

8月以来勝ち星に恵まれず、危機が叫ばれていたラツィオは、敵地で最下位シエナと1−1で引き分けに終わった。8分、マウリのヘディングで先制したものの、32分にマッカローネの同点ゴールを許している。キエーヴォウディネーゼの一戦も1−1のドローで終了。カリアリアタランタの一戦は、FWネネの2得点をはじめ、前半だけで3得点を奪ったカリアリが3−0と完勝している。